患者様「いつもと同じ薬もらいにきただけなのに何でこんなに遅いの❓💢」
「薬1種類だけなんやけど、いつまでかかるんや😡」
薬剤師「大変申し訳ございません💦 ただいま混み合っておりまして・・・😰」
なんていうやりとり、毎日行われており皆様には大変申し訳なく思っております🙇♂️
今回は「なぜ時間がかかるのか❓中で一体何してるんや❓」という疑問と少しでも時間短縮するための我々の取り組みについてご説明させていただきます❗️
待ち時間短縮の取り組みについて⏰
「毎回長いなー、ちょっとでも早くもらえたらなー😓」
そんな方のために今回は “LINE調剤”についてご説明させていただきます❗️
大多数の方がお使いいただいてるであろうSNSアプリの”LINE”を使ったシステムであります。
LINE調剤に対応している各調剤薬局ごとのQRコードをお読みいただきます。
その後、処方箋の写真を取っていただき送信していただけると薬局側で薬の内容を把握しご用意させて
いただきます。処方箋の受付、及び薬の準備が完了したら通知を送らせていただき来局時にはすぐに
お渡しできる状態になっています✊ 友達追加、写真の送信の手間はかかりますが薬局内で長時間
待っていただく必要はなくなります。
薬剤師は奥で何をしているのか❓
「お前ら裏の部屋に引っ込んで一体何してんねん💢 早くせんかい😡」
この様なご意見、最もだと思います😰
薬局に来局されて、まず医療事務さんに処方箋(Drが薬の内容を書いた用紙)を
渡していただく所から始まります
イラストではありますが、こういったものですね💊
これを提出してもらい、医療事務さんがパソコンにデータを打ち込む所から業務が
始まります💪
その後、薬剤師は
- 処方箋に記載されている薬をとる(調剤)
- 事務さんが入力してくれたデータが処方箋の記載内容と合っているか、他の薬剤師がとった薬が合ってるかを確認する(監査)
※調剤と監査を行う薬剤師は別にする(思い込みによるミスを防ぐため) - 薬を薬袋(飲むタイミング、量が記載されている袋)に入れ、患者様へご説明
する(投薬)
大別すると以上の様な流れになります。
近年では薬剤師の監督のもと、調剤助手という形で代わりに薬を取ってもらう制度
(テクニシャン制度と呼ばれています)を導入している薬局も出てきています。
私が現在勤めている店舗でも導入しています🙇♂️
※但し、薬剤の監督下であっても粉薬・水薬を代わりに作成してもらうことは不可です
小児患者さんでは年齢・体重による量の調整・計算が必要になる為です。
一体どこでそんなに時間がかかってるの🤔
「奥で何をしてるかはわかった。けどどの作業で時間かかってるのか🤔」
この疑問についてお答えしたいと思います❗️
日々の業務の中で特に時間がかかるのが ”監査・投薬業務” になります。
当然ですが、我々の業務は皆様にお薬を正確にお渡ししご納得いただける説明をして
安心して飲んでいただけるように取り組むことであります。
渡し間違いや患者様が疑問を残すような説明の仕方では責任を果たしたとは当然ながら
言えません。その観点からお時間を取らせる形になってしまっています🙇♂️
後から来た人が先にもらっている💢
「私の方が先に薬局に来たのに後から来た人が先もらっている💢」
この様なことでご迷惑をおかけすることも多々あり、申し訳ないです💦
理由としましては
- 処方されている薬の量の違い(1日量の違い、種類の違い、日数の違いetc.)
- 粉薬や水薬が出ておりその場での調整・作成が必要
- 薬を多種類飲まれていてご自身での管理が難しい場合による
一包化(透明の袋に飲むタイミング、薬の名前、患者様の氏名、日付etc.を記載)
作成 - 初回患者様への問診、保険証の提示による負担割合の計算、個人データ作成
- 上限額適応による負担額の再計算
などが挙げられます。
今後も精進してまいります😢
上記の様な理由が挙げられるにせよ、今後も我々は少しでも皆様を待たせないための対策・工夫を
凝らしていきます(LINE調剤を用いて薬局内で待っていただく時間をなくす。
小児患者様の粉・水薬に関しては処方箋受け取り時に一言声かける。
おおよその待ち時間を来局時に伝る。後ほど来局の場合は開局時間の案内並びに出来上がり次第の連絡
の有無の確認etc.)
今後ともよろしくお願い致します🙇♂️
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