患者様「今回は薬1種類やし、値段はそんなにしないやろう。持ち合わせは小銭で大丈夫かな🪙」
薬剤師「お待たせしました、本日は1500円です💊」
患者様「は❓何でそんなに高くなるの❗️」
※イラストはイメージです笑笑
と皆様の怒りの声が私の所にもたくさん届いております😅
今回は薬局でかかる代金の内訳を説明したいと思います❗️
ご納得いただける説明に努めたいと思います笑
薬代+作業料+説明代
初めに、非常にざっくりとした内訳にはなるのですが料金の中身は「薬代+作業料+説明代」の様な
感じになるとイメージしておいてもらえるとありがたいです💊
薬代はそのまま薬の代金、作業料は薬をお渡しするまでに行った作業を指します。
説明代はそのまま説明にかかる代金となっています🙇♂️
調剤技術料とは❓
薬局でもらった領収書の中に「調剤技術料」と記載されている項目があるのをご存知でしょうか❓
これは上記でざっくりと説明した「作業料」の部分に当たるものとお考えいただけたらと思います。
調剤技術料=「調剤基本料」+「薬剤調整料」という形になってます。
それぞれを詳細に説明させていただきます🙇♂️
- 調剤基本料 来局され処方箋を受け付けた際に発生する費用となります。処方箋の枚数に限らず 受け付け1回につきかかる費用となります💰
- 薬剤調整料 処方箋に基づき薬の取り揃えや調製、間違いがないか確認する
作業に対し発生する費用となります。薬の種類ごとに発生する費用が
異なってきます(飲み込みが困難な方に対して錠剤を粉砕した、錠剤を
半分に割ったetc)。
薬学管理料とは❓
次は薬学管理料についてお話ししたいと思います。
簡単に言うと処方された薬が患者様にとって適切か判断したり、患者様への情報提供及び患者様から
伺った情報を記録に残すことに対する費用になります。
薬局における薬剤師の業務として薬歴というものがあります。
文字通り、患者様から伺った内容を記録として残す作業になり、対応させていただいた全ての患者様の
記録を残させていただいてます🙇♂️
また、他の薬局で薬をもらっている方や他の医療機関を受診されている方の薬の内容を把握しこちらで
お渡しする薬と一緒に飲んで問題ないかも薬剤師の仕事としてさせていただいてます❗️
薬局によって同じ薬でも値段が違うのはなぜ❓🤔
薬局での支払いで、薬の内容は同じなのに値段が変わっている❗️
なんて経験された方も中にはいらっしゃるかもしれません泣
この事例について少しお話しさせていただきます🙏
まずは調剤基本料について、薬局の立地や形態により値段が変わります
よく見てみよう❗️ 薬局のお会計(日本調剤株式会社様サイト)
https://www.nicho.co.jp/column/18666/
一部例ですが、具体的には上イラストの様な形になっております。
ここで書かれている点数とは国で定められている物で、1点=10円の計算になります💰
保険で医療費が3割のみ負担の方に対しては、上の調剤基本料1の場合は
42点✖️10円✖️0.3=126円かかる計算になります💰
つまり処方箋を受け付けた段階で126円かかることになります🙇♂️
患者様にとってはこの点数が低いほど負担割合は小さいのでそれだけコストが抑えられます❗️
処方箋は基本的に全国どこの薬局でも受け取りをしているので、選び方がわからない方や
特にこだわりのない方であれば上記の点を参考にしてみると良いのかと思われます😀
残薬が残ってるなら日数調整してもらうのがおすすめ
もし定期的に飲まれている薬の中で ”飲むの忘れた” ”症状改善して飲んでいない”等で
薬が余っているなら次回受診時に日数の削減をしてもらう事で、余分な支払いのカットが
可能です💰
診察時に先生へ報告していただいても大丈夫ですし、薬局へ来局されてから薬剤師に伝えてもらうと
その場で残数と次回受診日までの日数を計算させてもらい先生へ日数変更の報告を致します🙇♂️
まとめ
今回は薬局での支払額についてお話しさせていただきました❗️
何に対して費用が発生しているのか、また少しでも安くするにはどのような方法があるのかを
説明させていただき薬局選びの参考に少しでもなったら嬉しいです😁
難しい言葉が多かったところは申し訳ございませんでした🙇♂️
また次のテーマでお会いしましょう💊
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